映画『くちづけ』予告編

2013年5月25日ロードショー
【作品紹介】
元人気漫画家・愛情いっぽんの娘マコが死んだ。天使のように愛らしく優しい娘だったマコ。仲良しのうーやんと結婚しようとしていたマコ。そんな彼女の命が、なぜ、この世から消えなくてはならなかったのか?そこには、父娘の悲しい愛情の物語がありました。原作、脚本は、『花より男子』『愛と誠』などのヒットメーカー宅間孝行。笑いと涙を巧みに織り込んで、心地よくラストへ観客を運んでくれるストーリーテラーである宅間が、実際にあった事件を元に、自身の劇団「東京セレソンでラックス」のために書き下ろし、24,000人もの観客を号泣の海に溺れさせた珠玉の戯曲を、堤幸彦が映画化しました。
30歳のカラダに7歳の心をもった、天使のように無垢な娘マコを演じるのは貫地谷しほり。この作品が映画初主演となります。若手演技派女優の先頭を走る貫地谷が、難役を見事に演じ切りました。漫画への思いを諦めてまで娘に尽くす愛情いっぽんに、竹中直人。娘マコへの慈愛と、それゆえの苦悩を狂おしいまでに表現します。
【ストーリー】
愛情いっぽん(竹中直人)は、かつて「長万部くん」というヒット作を生み出した漫画家。しかし、娘マコ(貫地谷しほり)を出産してすぐに亡くなった妻に代わり、男手ひとつでマコを育てるために漫画家を休業して、もう30年…。 30歳ともなれば、どんな箱入り娘だって父の手から離れることができるはず。なのに、なぜ?マコの心は、ずっと7歳の子供のまま止まってしまっているのです。心優しく純粋なマコですが、誰かの助けなしでは生きていけません。自立できるよう施設に入れようとしても、いつもすぐに逃げ出してきてしまう繊細なマコには、いっぽんしか頼れる人がいないのです。ある春の日、いっぽんは、「ひまわり荘」という自立支援を目的とした知的障害者が集団で生活するグループホームに、住み込みで働くことになります。そこには、主人で医師の国村先生(平田満)、その奥さんの真理子(麻生祐未)と娘のはるか(橋本愛)、ちょっと毒舌家のスタッフ・袴田さん(岡本麗)。入居者の、やたらテンションの高いうーやん、写真が趣味の仙波さん(嶋田久作)、背の高い頼さん(屋良学)、シモネタを連呼するのが大好きな島チン(谷川功)がいて、みんなで楽しく暮らしています。
うーやんは、いっぽんをうーやんの妹・智子(田畑智子)の婚約者と間違えるようなおっちょこちょいですが、いっぽん以外の男性をこわがるマコが、うーやんにだけは心を開いて、いっぽんを驚かせます。ひまわり荘では、みんなのびのびと自由。はるかの友達・南(尾畑美依奈)が、みんなを「キモい」と言っても負けません。逆に南をやっつけてしまいます。
ひまわり荘の元気な仲間たちと触れ合っていくことで、自分たち2人しか味方がいなかったいっぽんとマコのこわばった気持ちが、少しずつ溶けていきます。マコは発作を起こさなくなりました。ひまわり荘をいっぽんに紹介した編集者・夏目(伊藤高史)は、いっぽんの漫画の大ファンで、復活してほしいと心から願っています。このまま、ひまわり荘で安定した生活を取り戻せたら、その夢もかなうかもしれません。そんな時、いっぽんに病気がみつかります。
いっぽんの心配をよそに、うーやんはマコと結婚すると宣言します。はたして2人は無事に結婚できるのでしょうか?そして、いっぽんはもう一度漫画を描くことができるでしょうか?
【クレジット】
原作・脚本:宅間孝行 監督:堤 幸彦 出演:貫地谷しほり 竹中直人 宅間孝行 田畑智子 橋本 愛 岡本 麗 嶋田久作 麻生祐未 平田 満 宮根誠司 伊藤高史 谷川 功 屋良 学 尾畑美依奈 万田祐介 配給:東映 助成:文化芸術振興費補助金
公式サイト:http://www.kuchizuke-movie.com/
(C)2013「くちづけ」製作委員会